少林寺拳法の「誓願」の一節に
「我等一切の既往を清算し、初生の赤子として、真純単一に此の法修行に専念す」
とありますが、意味は、
純真な気持ちで、常にひたむきに取り組むことを誓います。
過去にとらわれて物事を曲解したり、他に心を奪われて道を見失うことのないように心すべきです。
というものですが、これは常々師匠からも言われていた言葉でした。
どうしても、過去の経験や自分流の解釈が邪魔をして、素直に受け取れない。
そうなると、出るべき結果や成長、進歩が全く見られなくなってしまいます。
もし、あなたが、望む方向に行っていないと感じるのであれば、ぜひこの言葉を思い出してください。
私は、よく此の一文が頭をよぎります。
師匠の言葉を、昔読んだ本の一節と重ねてみたり、
自分なりの解釈をしてみたり
結局素直に受け取れていない。。。。
しかも年齢を取れば取るほど、思考は固まってしまいがちです。
私が習っている少林寺拳法の教室には、5歳の男の子が来ていますが、私よりも早く始めているので立派な先輩です。
年下であろうが、何をしていようが、関係ありません。
どんな人に対しても、敬意や感謝の気持ちを持ってまっすぐにお話を伺う姿勢を常にもっていないと、一瞬で堕落します。
人生は一生修行。
素直さを忘れてしまっては、スタート地点にすら立てません。
謙虚に、素直に、まっすぐに。
今日も生きてまいりましょう!
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