生きると言う事
私たちは進化とともに生きると言うことに対して常に心配することなく生活できるようになりました。
太古の時代はまず食べ物の確保しなければならなかったですし、動物や気候変動の危険などから安心して眠れる場所も確保しなければなりませんでした。
その後進化を経て安定した食糧供給や危険動物などから命を狙われないで生活ができる空間、しかも温度管理までできてしまう、昔に比べたらとても安定した生活を送れるようになりました。
一方で、都会に慣れれば慣れるほど動物としての勘、生命力と言う感覚が鈍くなります。
それは当然ですよね、必要ないため、どんどん鈍ってしまいます。
ところがその感覚が鈍れば鈍るほどいざと言うときの危機回避能力までもが鈍ってしまうのです。
便利さに慣れすぎてしまって自分で何かをすると言うこと自体できなくなっておりますし、応用力やとっさの判断など臨機応変大変に対応する力が失われています。
これは進化と言えるのでしょうか?
生きると言うことに真剣にならなくても生きていけてしまうこの時代だからこそ生きると言うことに対して真剣に向き合ってみてはいかがでしょうか?
マズローの5段階欲求と言うピラミッドがありますが私たちは基本的な欲求は心配する必要がなくなりました。
その分自己実現や自己超越と言う分野に意識を向ける人が増えてまいりました。
ただ大前提となる生存欲求などは忘れていいわけではありません。
私の師匠は常にご自分を追い込まれています。
下手したら命を失いかけない位ご自身を追い込みその中で進化されています。
いかに自分も厳しい環境におけるかこれが私たちの本来持っている感覚を鈍らせない唯一の方法ではないでしょうか?
動物社会の中では失敗は許されませんしぼっとしていたら命を狙われてしまいます。
私たちも意識を常に強く持ちもっと命がけで生きる必要があると最近の世の中をみ回しまた自分もその中で麻痺してしまっている感覚を払拭するためにも厳しく自分を追い込まなければいけないと感じました。
生きると言う事に真剣に向き合い、生きていこうと考えます。