日々のトレード結果を師匠に確認していただいているのですが、投資家として精度を上げると言う事について事例を挙げて説明いただいたのでご紹介しましょう。
師匠がモナコに行った時の事。
イタリア人のトレーダーにお会いしたそうです。
その方と食事の約束をしていたため師匠は取引中のトレードを終わらせることに集中しておられようやく終わったときのこと。
イタリア人トレーダーはコーヒーを飲みながら優雅に過ごされていたそうです。
そこで師匠があなたはトレードをしないのですかと聞いたところそのイタリア人はもう今日は十分なトレード結果が出ているので終わったよ。宿泊代コーヒー代そして君との食事代がもう賄えているから充分なんだとおっしゃったそうです。
その時に師匠の頭の中に減らない財布と言う言葉がよぎりそれ以来へらない財布のあり方や重要性をお伝えくださっているのですが私自身は決められた額よりも1円でも多く取ろうと欲をかいておりました。
足るを知る、もう充分と言う根本的なあり方が間違っていたのです。
多くの人はより多く、もっともっと取ろうとします。
そして取り返しのつかない失敗に至ってしまうのです。私自身も欲望に負けていたと言うことを今回の師匠の言葉を知り恥ずかしく情けなくなりました。
精度を上げると言う事は金額や達成するところではありません。結果よければ全てよしと言うのは大間違いでプロセスの方がとても大切です。
今までこの法則を踏まえてこなかったためにうまくいかなかった事と重なりまたもや同じを失敗をしかかっていた自分にはっとしました。
とにかく精度を上げるそして減らない財布と言うのは元本が減らなければいいわけなのでそれを増やすというのはまた別の話です。
減らない財布を意識して日々金額ではなく精度を高めることに集中してまたトレードに臨もうと強く考えました。
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