2022年8月24日水曜日

先人と同じことをしない!

 知らない人はいない世界的に有名なウォルト・ディズニー。.


死後もなお

ディズニーランドや映画を通して世界中の人々に夢と希望、

笑顔を与え続けている。


ところが、1966年、ディズニー社の基盤を揺るがす

一大事件がおきた。ウォルト・ディズニー氏の訃報だ。


その時、後を継いだのが、兄のロイ・O・ディズニー氏だが、

御託にもれず、ディズニー社も、親族やその役員の間で、

激しい相続・権力闘争が繰り広げられことになった。


さらに70年代以降は、映画部門が低迷し、ディズニーランドの

入場者も減少してしまう。1984年には、事業家によるディズニー株

の大量買占めによる、ディズニー乗っ取り計画が表沙汰になる。

ディズニー社の危機感が最大に高まった時だった。


このようにかのディズニー社でも危機に陥ったのだが、

理由は、先人と同じことをやろうとしたからだ。



一方、スティーブ・ジョブズは死の直前に

「自分と同じことをするな」といったそうだ。


何を隠そう、私の師匠も
全く同じことをおっしゃっています。

自分と同じことをし続けていては進化成長がない。


孔子の時代から言われている

「今どきの若いものは・・・・」

というセリフは先人と同じことを繰り返し続けている

結果に過ぎない。


年配者や先人が経験しやったほうがいい(やらないほうがいい)

ことを守らないで昔の人と同じ経験をしているのでは

先に進むどころか、せいぜいよくて昔の人と同じレベルに

達するくらいだろう。

これでは進化成長は全くない。


一方で、

「経験してみないとわからない」とよく耳にするが

オットー・フォン・ビスマルクの名言

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」

によると、


愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。ところが彼はむしろ、

最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む

そうだ。



自分自身を振り返ってみても愚者同様経験から学んで

いることが多々あった。


そんなときにあるのは傲慢さや自分勝手な思い込み。



先人が前もって経験し、そこから得た気づきや学びを

これからの人のために言ってくださっているという

プライスレスのアドバイスの価値をいかにわかって

いなかったか恥ずかしくなる。


限られた人生で


先人と同じ過ちを繰り返すのか


それとも


先人の学びを糧に次へステップアップするのか?


参考にしていただければ幸いです。



今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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