2022年7月26日火曜日

消費浪費投資、しっかり理解していますか?

 よくお金のセミナーなどで言われているためご存知の方も多いと思いますが、改めて消費浪費投資の話をしてみますね。

自分も恥ずかしながらこの言葉は知っていましたし 自分では意識しているつもりでした。 まずは一般的に言われている浪費消費投資の定義から。 ●消費……生活するのに必要なものですが、生産性はさほど伴わないもの。 (例)食料、住居費、水道光熱費、教育費、洋服代、交通費など。 ●浪費……生活に必要でなく、今をひたすら楽しむためなどの無意味な使い方のことを指す。いわゆる「むだ遣い」。 (例)タバコやお酒などの嗜好品、度を超えた買い物など。 ●投資……必ずしも生活に不可欠なものではないが、将来の自分にとって有効となりうる生産性の高い使い方。 (例)習い事、本代など学ぶための費用、投資信託、貯金など。 ここで、あなた自身はどうでしょうか? 自分は最近無駄遣いをしていないから浪費していないなとか 自分の勉強のためにセミナーにお金を費やしているので 投資に使っていると思う方がいるかもしれませんが、 自分の判断基準がとてもずれていることがあります。 例えばワインの試飲会に行って高級ワインを買いました。 これは身分相応の買い物なので浪費かというとそういうわけでもありません。 購入したワインを大切なお客様にプレゼントしたりワイン業者とのコネクションを深めることができたりしたとしたら そのことでこれから知り合うであろうお客様へ特別な価値提供を与えるチャンスを得ることができます。 こうなるとこれは浪費どころか完全に投資となるのです。 一方、自分を高めるためにとセミナーにお金を費やすものの、 全く利益に繋がってていないとしたらこれは完全に浪費でしょう。 さらにセミナー会社の思惑にはまり 上級コースを受講し 家族との時間まで奪われたとしたら。。。⁈ また、周りの人に良い印象を持ってもらうためにと高級ブランドの衣類を 身につけることも一見投資のようですが、浪費になりうるかもしれません。 良い印象を持ってもらうために必要なのは高級ブランドではなく清潔感だったりします。 高級品を一着持っているより毎日着替えられるようにと 安価で新品の服をたくさん持っている方が実は人に与える印象が良いでしょう。 交通費を節約しようと渋滞の中、下道でイライラしながら運転するのと 高速代を支払ってでも快適に短時間で目的地に到着するのでは どちらが投資につながるでしょうか? 師匠の考えかたは いかに消費を投資に変えられるか? 使っているお金をいかに投資に変えるか? そこで必要なのは、意識の持ちかた、観察力、創造力、提案力ではないでしょうか? ぜひ一般的な定義に惑わされることなく自分自身にとって何が投資になるか? 消費したものがどうやったら投資に変えられるか? そこだけを強く意識し物事を見てみるといろいろ見えるってくる部分があるかもしれません。 今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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