2022年7月31日日曜日

心が強い人は「無感情」を習慣にしている

あなたには悩みがあるだろうか?

多くの人はなんらかの悩みをかかえている。


金銭問題、人間関係、健康。。。。


ところが、成功者と言われる人は悩みに振り回されない。

目的に向かってまっすぐ進み続けている。



そもそも悩みとは一体なんだろうか?


東洋経済のある記事から参考にまとめてみたので

ご紹介しよう?


悩みの最大の理由は「マイナスの感情」


心が疲れる最大の原因は、「マイナスの感情」ではないか。


ムカついたり、緊張したり、落ち込んだりといった

負の感情におそわれると、やる気を失い、物事に集中できなくなってしまう。


こうしたとき、多くの人がこの状況を回避するため

「元気を出そう」「楽しもう」と考える。


「憂さ晴らしにお酒」とか「ストレス解消にスイーツを」とか

「気分転換についネットサーフィン」など。


ところが成功者はこんな無駄なことはしない。


効果は一時的だし、お金や時間を無駄にするだけで

何の解決にもなっていないとわかっているからだ。



かのブッダは、まったく違う発想をとる。


マイナスの感情を癒す秘訣は、

「感情のない状態をとりもどす」ことなのだそうだ。


つまり、怒りも喜びもないニュートラルな精神状態――


ここに戻れるようになったら、心は劇的に健康になるそうだ。


感情のないニュートラルな状態がなぜ大事かというと、

それが「心の基本」だから。


実は、感情には3種類しかない。つまり、


①快の反応 ―― 喜び・うれしさ・楽しさなど


②不快の反応 ―― 怒り・不満・憂鬱・くやしさなど


③快でも不快でもないニュートラルな状態



このうち、多くの人が追いかけるのは、①の快=喜びの反応。


食べる、遊ぶ、他人の評価・リアクションを求めて頑張るなど。


もともと心には、承認欲も含めた「欲求」があるため

人間は、つらいときや疲れたときでも「欲求の満足」を求め、

結果的にごく自然に「快の反応」――楽しいこと・快楽――

を求めようと考える。


しかし、快の反応は「長続きしない」もの、そして「すぐ元に戻る」もの。


つまり私たちの日常は、「快を追いかけながら、

実際には不快に反応してばかり」で人はいつだって「

感情に振り回されている」のだ。


ムカッとして、楽しんで、褒められると舞い上がって、

叱られると凹んで……こうした感情的な反応を、

休むことなく繰り広げていれ。

怒って、喜んで、怒って、喜んで、の繰り返し。


まるで意味のない反復横跳びのようだ。


しかも「真ん中」(ニュートラル)が抜けている(!)ため

どんどん心が消耗するのは、ごく自然なことだろう。


成功者、アスリート、悟りを得た人などあるラインを

超えている人は

「感情で反応しない。」


なぜならそれが「目的達成に欠かせない」と知っているからだ。


禅僧がめざすのは悟り。


アスリートがめざすのは、最高の成果・勝利。


ビジネスマンがめざすのはビジネスの成功。


投資家がめざすのは最大の利益。


そんなとき「感情的な反応」は、邪魔にしかならない。


だからニュートラルな心境で、目の前のターゲットに集中しているのだ。


こうした心掛けは、私たちの日常にも欠かせない。


作業に集中する心。


相手をよく理解する心。


ムダな考えに気を取られない心。


人前で緊張しない心。


落ちこまない心――。



人間は感情の動物といわれるが、感情に振り回されて

生きていては動物と同じ。


感情をコントロールできてこそ人間にしかできない

偉業を成し遂げられるのではないか。


感情的に行動するのではなく目的に向かって

無駄なく進む。


ここを乗り越えられるかどうかで、どこまで到達できるか大きな鍵になってくるのかもしれない。

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